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ヘルヤの絵本では第8作目、可愛いうさぎたちが主役の絵本"なかなおり"です。絵本の挿絵は全て、ヘルヤが手掛けた陶板が使われているため、絵本は絵本でも挿絵に立体感やツヤ感があり、可愛らしいうさぎたちが印象的な作品です。

題名 : Toi rusakko(なかなおり)
作者 : Heljä Liukko-Sundström ヘルヤ・リウッコ スンドストロム
版元 : KIRJAPAJA社(第2刷)

こちらは本国より取り寄せました中古本で、本国、国内いずれの出版元でも廃版になっております。
ハードカバーの絵本で、落丁や落書きはございません。
お写真9枚目、表紙、裏表紙には保管に伴うスレや表紙角には保管に伴う凹み、ページの一部にはヨレもございますが、状態の良いお品です。
本文はフィンランド語ですが、挿絵を眺めているだけでも可愛らしくて飽きません。
翻訳版とは絵本のページがやや異なり、フィンランド語の本文(文章)ページには、お写真8,9枚目のように、ヘルヤのお孫さんやお友達が描いたイラストが、挿絵のようにページを飾っているのも魅力です。

あらすじ

森に住む茶色い野うさぎのルサは、ある日人間に飼われている真っ白なうさぎたちが、美しい青いドレスを着てアイススケートをしているのを見つけます。ルサは、白うさぎたちが可愛がられ、美味しいご飯やフカフカのお布団で眠る暮らしを羨ましく思います。

好奇心旺盛なルサは、何とかして自分も白うさぎと一緒にスケートがしたくて堪らなくなり、変装してお揃いの青いドレスを纏い、紛れ込むことに成功したものの、転んで倒れた時に変装が破れ正体がバレてしまいます。

ルサが恥ずかしがりながら変装の理由を正直に話すと、白うさぎたちは相談してルサをスケート仲間にしてくれました。ルサは新しい友達も出来、スケートもどんどん上手になりますが、白うさぎのププだけは、ルサと話そうとせず、、、

あらすじはまだ物語の序盤ですが、ヘルヤの絵本らしく、差別やいじめに焦点を当てこの後のストーリーが展開します。フィンランド語のため、上記内容は個人で翻訳した上での理解とお考え下さいますようお願いいたします。
お探しだった方、フィンランド語のお勉強にも。

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